Miki

ミキとは?

お米とサツマイモで作る奄美沖縄の伝統発酵飲料。
名前の由来は、神様に捧げる“お神酒・オミキ”で、神事祭事の際に島の霊力のある女性の神職“ノロ”が祈りを込めて、作っていたものです。

甘酒やヨーグルトのような味で“1ccに1億個またはそれ以上の乳酸菌”(by 腸内細菌の研究者 辨野義美先生)と乳酸菌たっぷり、腸内環境を良くし、胃腸の働きを助け、体調不良のときにも消化に負担なく栄養がすんなりとれる、先人の知恵のこもったもの。奄美では、嗜好品としてだけでなく、夏の暑い時期の食事代わり、病人の回復食や離乳食、母乳の出がよくなるので、母乳を与えているお母さんの滋養食などとしても、広く愛飲されています。

乳製品苦手なお子さんやお酒の苦手な方などにも飲みやすく、料理やケーキやスイーツの牛乳、豆乳の代わりとしても。さらに、ミキに豆乳を入れて発酵させれば、ヨーグルトにもなり、ヨーグルトの種としても使えます。 甘酒のような温度管理もいらず、誰にでも簡単に手に入る材料で手軽に作れるミキ。置いておけば発酵が進むので、味の変化も楽しめ、好みの発酵具合で冷凍すれば長期保存も可能です。 奄美で現在、市販されているものは砂糖入りですが、砂糖なしのレシピを開発。

長寿の島、奄美沖縄からの贈り物ミキという素晴らしい発酵飲料を知ってもらいたく、ミキにまつわる様々な活動を続けています。 ここでは特に力を入れている活動についてご紹介いたします。
ご興味のある方や気になられた方はお気軽にご連絡ください

ミキ作り指導者になりたい方のための講座

心身の健康を調えてくれるミキをより多くの方に広めるために、
ミキ作りを教えて下さる方を養成する講座を開設することにしました。
ミキの作り方だけでなく、ミキの由来や効能、
作るにあたって抑えなければいけないこと、失敗例や
料理への応用についてなどを学べます。

講座内容

  • ・ミキとは何か?
  • ・ミキの由来、ミキ発祥の地奄美について
  • ・ミキの効能、など

ミキの作り方、使い方、教えるにあたっての大事なポイント、
ミキで作る豆乳ヨーグルトの作り方・使い方。
失敗例、対応の仕方
ミキを教わった奄美についての知識。
料理、お菓子への応用についてを講義実技を交えてお伝えします。

真実のミキの会

奄美・沖縄の女性シャーマン、ノロの方達によって作られてきた、
お神酒の原点、”ミキ”。
神事の精神に基づいて、祈りを込めて作ります。
ミキを作る過程で、参加者各自に 肚=丹田に宿る 真実のお話しをして頂きます。
自分の中の真実でないものを手放し、神様と通じる真実に出会い、
神様の声を”自分で”聞く力を取り戻していくのを一人でなく、
円になって、”一緒に”やっていきます。

私たちの血の中に脈と脈と流れる先祖代々連なるイノチ
ミキの主材料である、お米とお水に宿るその土地のイノチ
その二つを噛んで合わせる=かみあわせる=神合わせる
飲み物、ミキ。
ミキの会とは、私たちそれぞれの中に宿る神々と
その土地に宿る神が出会う 八百万の神々の集い。

私たちそれぞれが自分の中の神意識に目覚めていくことで
魂が震え、自身の中に眠る神の力が発動していきます。
私たちすべては、この世に神なる創造主の一人して
地球を仲間とともに新たに想像していくために
生まれてきました。
それをもう一度深く深く思い出し、
目覚めて生きる。
そのために、自分の中の真実を分かち合う。

それが真実のミキの会です。

ミキの作り方が掲載されている著書